コミュニケーションコラム

「認める」が持つ力で子どもの可能性を広げる

TCS(トラストコーチングスクール)認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定ティーチャー
埼玉県川越市在住の山野下絵美です。

先週末、ふとテレビをつけたら、24時間テレビで黒柳徹子さんが出演されていました。ちょうど徹子さんの幼少期のお話をされていて、ハッとしたことがあったんです。

自由奔放な徹子さんに対するお母さんの関わりは「認める」こと

徹子さんのお母さまは黒柳朝さん。随筆家でもあったそうです。

徹子さん、自由奔放だったようで、小学一年生の時に学校にチンドン屋を呼んだりしたそう。それが理由かは忘れてしまいましたが、小学一年生で退学!学校から追い出されてしまったそうです。

そんな時でも、お母さんは何も言わず。むしろ、そのことを隠し、「子どもの個性を認めてくれる学校に行こう」と探し転入したそうです。

どんなことがあっても何も言わなかったお母さん。

ある時、そんなお母さんに「なぜ何も言わないの」と聞いたそう。

お母さんの答えは「あなたを認めているから」

 

「認める」は子どもの可能性を引き出し伸ばす

「認める」ってすごい力を持つんですね。その人の可能性を引き出し伸ばすものだなと。

もし退学になってしまった徹子さんに、お母さんが「何やってるの!」と叱ったらどうなっていたか。
「やりたいことをやったらいけないんだ」「人に迷惑かけたらいけないんだ」と子どもの可能性の芽を潰してしまっていたのかも知れない。

そしたら、今のエネルギッシュな黒柳徹子さんはいなかったのかもしれない。

子どもについ口を出してしまったり、手を出してしまうことはありませんか?

それは、「子どもが大変な思いをしないように」「困らないように」「子どもに悲しい思いをさせくない」などと色んな感情からだと思うんです。もちろん、私もこういう感情ムクムクと出てきます。

でも、子どものやることマルッと認めてみたら。子どもの未来が変わっていくかもしれない。

子どもがやりたいことをやる。何かやり遂げる。そんな経験を積み重ねていくことで自信に繋がり、チャレンジ精神を育んでいくのかもしれないですね。

 

あなたの子どもを「認める」とはどのようなことか

「子どもを認める」というのも、一人一人定義が変わるものです。誰かと一緒ではなく、自分の定義。自分の中で「子どもを認める」とはどんな関わり方か考え明確にしてみてくださいね。

あなたの「認める」はどんな関わりですか?

その関わりに対して、さらに理想に近づけていくために何ができそうですか?

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