コミュニケーションコラム

挨拶できない子どもに悩むママへ

TCS(トラストコーチングスクール)認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定ティーチャー
川越市在住の山野下絵美です。

 

子どもがなかなか挨拶できない
挨拶してもらっても挨拶を返すことができない

など、挨拶について悩むことはありませんか?

挨拶しないことで、相手の方に「うちの子恥ずかしがり屋で」と言ったり
わが子に「挨拶しなさい!」と言ったりしてませんか?

挨拶のできないわが娘から感じたことをお伝えします。

挨拶のできない子どもに対して親のする行動

わが娘、以前挨拶できなかったんです。全くではないけど、できなかったんです。

保育園の先生に「おはよう」と声をかけてもらっても
娘「…」。

お友だちのママに「〇〇ちゃん、バイバイ」と声をかけてもらっても
娘「…」。

いつになったらできるのか…
どうしたら挨拶できるようになるのか…

ちょっと悩んでおりました。

その度に、「すみません、恥ずかしいみたいで」と言っていた私。

娘に「娘ちゃんが挨拶しても、友達が何も言ってくれなかったら、娘ちゃんはどう思う?」と声をかけてみると

娘は「別にー」と。
「え!?別に!?そうなの!?」と思ったり。

 

時には「何で挨拶できないの!?挨拶してくれてるのに何も言わないとか。すっごいやなんだけど!」とイライラして言ったり。

 

挨拶についての〝思い込みや決めつけ″は何ですか?

私、よくよく考えたんです。

そもそも、私の中で
・元気よく挨拶できる子になってもらいたい
・人と接する上で挨拶は大事である
・普通は挨拶しあうものである

という決めつけや思い込みがあったんです。

 

そして、ついには、「挨拶できないのはダメな子」と無意識に思うように。その無意識の思い込みを子ども押し付けていました。

 

自分の言動の根っこの感情を探ろう

そして、娘がいる場で「恥ずかしいみたいで」なんて言っていることに違和感も。

子どもはよく話を聞いています。子どもに強い影響を与える親が、「うちの子恥ずかしがり屋で」なんて言っていたら「どうせ恥ずかしがり屋だし」「どうせ挨拶できないし」なんて思ってしまう可能性もあります。

 

なぜそんなことを言ってしまうのか考えて行きついたのが

「挨拶を教えられないダメな母親だと思われたくない」
という理由だったと気付きました。

挨拶できる子になってもらいたい、という想いはあるものの、できないことに対しての自分の言動が、「ダメな母親だと思われたくない」という根っこの感情からだったという…

なんじゃそりゃ、自分のことしか考えてないじゃん!
と思ってから、
「恥ずかしがり屋で」とか、娘に「挨拶した方がいいよ」と言わなくなりました。

 

子どもは子どものタイミングがある

そんなこんなで過ごしてましたが、春くらいから突然大きな声で挨拶しだしたんです。

「娘、どうしちゃった!?」と思うくらい、元気に大きな声で。

この遠距離から挨拶する!?という距離から大声ですることもあったり。

息子の保育園の先生に自分から話しかけていたり。(娘と息子は違う保育園)

どうした、何が起きた!と私の中で大事件に。

子どもは子どものタイミングで色々考え、行動しているんだなぁと気づかされました。

ついつい、子どもに対して、
こうなってほしい、これやってほしい、と思ってしまうもの。
子育ての軸として思うことはいいと。でも、思うことと押し付けることは違うんですよね。

 

子どもに、「こうなってほしい」という思いはありますか?

それは子どものためですか?自分のためですか?

その思いを持ちながら、子どもとどのように関わっていますか?

信頼関係を築ける関わり方ですか?押し付けですか?

 

自分の思い込みや決めつけ、根っこの部分を明確にできると、お子さまとの関わりが変わってくるかもしれません。

 

コーチングを学んだことで、自分の根っこの部分を感じることができ、行動が変わってきたのをしみじみ感じています!

 

さて、もうすぐ夏休み!

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