TCS(トラストコーチングスクール)認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定ティーチャー
埼玉県川越市在住の山野下絵美です。
きっと多いのではないでしょうか?
子どもの行動に対して、ついつい言ってしまいがちなこの言葉
「何やってるの!?」
はい、このフレーズいつ使いましたか??
ご飯を食べながら遊びだすわが子に対して、服をなかなか着替えないわが子に対して、おもちゃを次から次へとだすわが子に対して、コップの水をこぼしたわが子に対し食べ物をこぼすわが子に対して…
使っていませんか?
この記事の目次
誰目線で言葉を発しているか知る
改めて考えていただきたいのですが、このフレーズって誰目線でしょうか?
そう!
これってママ目線!!!子どもは子どもの行動をしているわけです。
ついつい親として「早くご飯食べてほしい」「早く保育園に送りに行きたい」「片付けるのはママなんだけど」という感情が無意識に湧いてしまい、子どもの考えを無視し、無意識にママの感情を押し付けてしまいがちに。
もちろん、これがダメというわけではなく、自分自身がどう感じたのかを知るということも、自分の思考パターンを知る上でも大切ではあります。
ママ目線で感情を押し付けているのかもしれない、という視点を持つだけで、子どもに対する接し方が変わってくることもあります。

子どもの目線で考える
子どもとしては、ただ遊びたいだけ、着替えるよりも今やっていることが楽しいだけ、水をこぼしたくてこぼしたわけではないということ。
子どもは子ども。一人の人間です。子ども自身の考えがあるわけです。「遊びたい」「今これに集中している」「これやりたい、あれやりたい」という感情ってあって当たり前。
むしろ、感情がなく、「親に怒られないためにはどうしたらいいか」と考え出してしまったら・・・その子の個性がなくなってしまうかもしれません。
まずは、子どもはどんな気持ちで、どんな考えでこの行動をしたのだろう?という視点で考えてみてくださいね。
子どもの行動をそのまま受け止める
「何やっているの!?」と思った時、その時の行動をそのまま口にしてみましょう。
例えば、ご飯食べずに遊びだすわが子をみた時に「ご飯食べずに遊んでいる」と、そのまま行っている行動を言葉にしてみる。そうすると冷静に捉えられたりします。
「着替えていない・・・そっか、他にやりたいことがあるのか」「おもちゃを出している・・・そっか、おもちゃ出したいのか」と。
そう、ただ子どもには子どものやりたいこと、考えがあるんです。「何やってるの!?」って言われても、ただその見たままのことをしているだけ。ただ遊びたいだけ、ただ他にやりたいことがあるだけ、ただ水をこぼしっちゃっただけ。
まずは、そのまま受け止めてみましょう。そして、意図的に「何やってるの!?」と言うのをやめてみましょう。だって、何やってるも何も、見たままのことをやっているだけなので。
(おもちゃを買ってにレジに持って行こうとする息子)
子どもとの距離感を考える
子どもとの距離が近いからこそ、「こうしてほしい」という気持ちが無意識に出てしまうもの。
例えば
子どもがソフトクリームをこぼした時、どんな感情になりますか?なんと声をかけますか?
例えば、あなたの親友がソフトクリームをこぼした時、どんな感情になりますか?なんと声をかけますか?
子どもに対しては「何やってるの!気をつけてよ」というかもしれない。親友に対しては「大丈夫?」と声をかけるかもしれない。
同じ出来事にも関わらず、反応が変わるんです。それはわが子に対しての距離感が近すぎている、所有物になってしまっている可能性も。
「汚れた服を洗うのは私なんですけど!」とママ目線になり、一人の人間としてではない関わりになってしまっているのかもしれません。
あなたとお子様、どのくらいの距離感がちょうどいいですか?
ちなみに、私は娘を親友と思えるように関わっていこうと思っています。

ということで、このフレーズを使いがちのママは、少し意識してみてくださいね。
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